ソリューションサービス事業部／鈴木 将友

部署のミッションとして、「機械学習を利用してドコモのネットワークを高度化/自動化するシステムを開発する。」というものがあり、その中でも私はシステムの開発管理と将来技術検討を担当しています。開発管理についてはドコモのネットワーク運用部門から来る要望をもとに、実現方法の検討から具体的な機能の作りこみの検討、開発後の試験管理といった一連の工程を受け持っています。将来技術検討は、ドコモのネットワーク高度化検討の中で適用可能な研究技術について、今後の開発でドコモのネットワークやシステムに取り入れることが出来るのか、さらには取り入れることによってどのような価値が生まれるのかということを、その技術のサンプルツールやプログラムと実際のネットワークデータを使って確認していきます。

入社後に初めて、機械学習を用いてドコモのネットワーク装置の異常を検知する技術に関する将来技術検討に携わった時のことです。これまで扱ったことのないような大規模なビッグデータに翻弄されつつデータ分析を行い、「得られた結果から何が言えるのか」「どう解釈し、次に何をすべきなのか」等、至らない部分について指摘を受けつつ業務を進めていきました。その結果、その技術がシステムに組み込まれることになったときに「これまでやってきて良かった」と思い、やりがいを強く感じました。

正直、はじめは取り組むべき業務全てに苦労しましたが、とにかく人に聞くことを徹底し、業務を進めるうえで必要となる情報を集めることを意識しました。さらに、得られた情報を自分なりに解釈してメモに残すことで業務に必要な知識を整理して蓄え、自身の成長につなげられたと思います。

所属しているチームは原則リモートワークなので、やり取りは基本的に「Slack」等のチャットツールと電話で実施しています。現状はチャットツールでも十分コミュニケーションが取れているなと感じています。業務上の疑問点があっても投げかければすぐ誰かが返してくれるような環境が出来上がっていてとても助かっています。

私が意識していることは、「自分に対する質問にはとにかくレスポンスすること」です。対面でのコミュニケーションと違って、投げかけた質問を見てくれているのか？がわからず不安になると思うので、短文でリアクションだけでも返すことで、相手に少しでも安心してもらうようにしています。

以下の３点がドコモ・テクノロジの良い所です。

1. ① 先輩の面倒見が良く、気さくに声を掛けてくれる。
2. ② ワークライフバランス制度が充実している
3. ③ 社内データベースが充実していて、情報収集しやすい。

特に①については、原則リモートワークでの勤務となった今こそ求められるものだと思いますので、自身も含めて大切にしたいと思っています。

②では、フレックスタイムやリモートワーク制度が充実しており、柔軟に働く制度が整っており助かっています。

③は私が入社したときに実際とても助かったので記載させていただきました。入社直後は会議に出ても知らない用語ばかりで、何から聞けばいいかわからなかったのですが、そんな時にとても強い味方になってくれました。