無線NW事業部／小口 優紀

無線基地局が動作する為に必要な設定ファイルを作成する際の設定ミスを、効率的に検出する為のツールの開発を行っており、ツールはドコモのエリアを構築する全国支社の現場の方々に活用して頂いています。

ドコモから受領する要望を基に、ツールに対してどのような機能を実装するかを検討することから始まり、メーカが製造したツールが期待通りの動作をしているかの試験やリリース後の現場の方々へのフォロー・サポート等、広く携わっています。

お客様に直接関連する仕事ではありませんが、私達の開発するツールによって現場で作業されている現場の方達方々の効率化や品質向上に繋がっていることがドコモのサービスをご利用いただくお客様へ貢献できていると考え、仕事のモチベーションになっています。

開発を担っている立場として、常に現場の作業の効率化と品質向上を意識していますので、利用者からツール開発によって効果があったと感想をもらえた時は、自分の仕事が誰かの役に立てたんだと、やりがいを感じます。

苦労した点は、開発側が考える効率化の為の機能と、実際に使用している利用者の求める機能が異なる可能性がある点です。

いくら新しい機能を追加しても、それが利用者の為になる機能でなければ使ってもらえませんので、そうならないように利用者の方たちへ意見を聞きながら検討を進め、痒い所に手が届く開発を目指しています。

リモートワークが多いので、個人作業が多くなりがちですが、要所要所で打ち合わせや電話等でコミュニケーションをとりながらチーム一丸となって仕事をしています。

私は育児の為の短時間勤務中ですので、仕事の引継ぎが発生する場合もありますが、いつも快く引き受けて頂いているお陰で、円滑に仕事が回っています。

コミュニケーションの面では普段対面で話す機会が少ない分、出社した際は長期的な課題について議論をしたり、たまに愚痴のような話を聞いてもらったり、会話を重視しています。

女性が働きやすい制度・職場の雰囲気と、個人の希望を最大限尊重してもらえるところです。
私は短時間勤務が可能な期間は子育てと家庭を優先したい旨を伝えています。
子供が小さい頃は突然の早退・年休が頻繁にありましたし、子供がある程度大きくなった今も平日の行事はお休みを頂いて参加しています。
周りに負担を掛けることもあったと思いますが、みなさんに助けられて、子育てと仕事の両立ができました。

また、勤務時間に制限がある中でも、上司には開発の現場で働いていたいとの思いも理解して頂き、色々なことをさせて頂いています。
私生活の変化によって、仕事に求めるものも変化しますが、その時々に応じて最適な環境を与えてもらっていると思います。