パケットNW事業部／金子 裕一

パケット交換機のシステム開発においてソフトウェア仕様設計を担当しています。主にLTEサービスを使った新規サービス開発要望を受け付けて、交換システムをどの様に動かしてサービスを実現させる検討を行い、それに必要な機能の明確化、他装置とのインターフェースの検討・開発費用の見積もりをする仕事をしています。検討した内容は仕様書として書き出して、これを元に開発ベンダに製造を発注します。

また、完成したシステムを商用としてお客様に利用してもらうまでに、試験や工事といった作業工程があります。この時も仕様設計の観点で品質確認やスムーズなサービス開始に向けたサポートも仕事としています。

私は難しい問題を解決できたとき一番のやりがいを感じます。日々、担当しているパケット交換システムに関する問い合わせの中で難しい問題解決の依頼があります。私たちが取り扱うシステムは大規模なソフトウェアとNWで構成されており、とても複雑な作りをしています。したがって単純な調査でも設計書の確認や開発ベンダへの実装確認、テスト環境で試験を行うなど色々な方法を組み合わせて、課題の解決方法を検討して提案を行います。また解決方法は1つではなく、色々な方法がありますので、その中から１つ１つのメリット、デメリットを評価して、最適だと判断した提案を問合せ先へ説明を行います。様々な過程を通して導き出した提案を採用頂けることは高い達成感に繋がります。

所属チームは上司含めて社員10名いますが、とても話がしやすい仲間が揃っていると思っています。実は私がこの部署着任した時から在宅勤務が基本となっていましたので、直接チームメンバーを合う機会は少なく、人によっては片手で数える程しか合っていないメンバーもいます。それでも私が話がしやすい環境だと考えているのは、日頃から「Slack」などのチャットコミュニケーションの他にWeb会議、電話を用いたコミュニケーションが活発だからだと思います。また仕事の合間には最近の話題や近況を共有や、冗談を言い合ったりしています。これが話やすい環境に繋がっているかと思います。

仲間の関係が良い点と、自己研鑽できる環境がある点だと思います。

1点目について、所属チームはもちろんのこと開発部や他部署含めて仲が良いと感じています。その理由として定期的に全社イベント(オンライン飲み会、BBQ、ボーリングなど)の開催や、部署単位のイベントを企画されていますが、各イベントの参加者はとても多いです。また仕事でも他部署と話する機会がありますので、そういう点が仲の良い関係に繋がっているのだと思います。

2点目の自己研鑽については新人から学べる環境が整っています。仕事については勉強会や、教材となるような技術資料をたくさん蓄えていますし、社員同士で教え会うことも積極的に行っています。また研修、資格取得支援がありますので、自身の成長のサポートをしてくれる環境は充実していると思います。