女性社員座談会新卒採用情報

女性社員5名に働き方や仕事のやりがいなどを本音で語ってもらった様子を紹介します。
ワークスタイルの選択肢が広がる 「働く制度」についても紹介します。

座談会参加メンバー

大島 紗織

大島 紗織携帯事業部

2004年入社。
入社以来、通信プロトコル評価、ツール開発、アプリ開発に従事。現在は端末の品質評価の業務に携わる。
子どもは6歳の長男と3歳の次男の2人。
木戸 冴香

木戸 冴香サービスインテグレーション事業部 現 経営企画部所属

2003年入社。
入社以来、コアNWの開発や国際サービスの保守運用、コンシューマ向けサービスの開発など幅広い分野に携わる。
一人息子は中学生。
神崎 愛美

神崎 愛美パケットNW事業部

2015年入社。
入社以来、パケットNWの開発に従事。
現在は、パケットNW事業部の開発管理担当として、開発全体の管理・試験業務に携わる。
宮原 望美

宮原 望美コアNW事業部

1999年入社。
入社以来、コアNWの開発に従事。
現在は、契約情報・位置情報を管理するシステムの開発に携わる。
倉 聖美

倉 聖美無線NW事業部 現 NTTドコモ サービスイノベーション部へ出向中

2017年入社。
入社以来、第四世代/第五世代の通信方式に対応した無線装置(基地局)開発業務に携わる。

※ 掲載されている記事は、インタビュー当時の所属部署での業務内容を記載しています。

これまでこの会社で働いて感じたこと

年次有給休暇(以下、「年休」という)はすごく取りやすいです。
年休とは別に特別休暇があり様々なケースを想定して用意されています。
女性特有で例をあげると、生理痛で働くことが困難な場合、特別休暇が取得できます。
プライバシーを守って申請できますし、上司も理解してくれて、体調第一に考えてくれるので言い出しにくいことはないです。
働くパパとママを支援する制度はかなり充実しているかなって思います。
子育てしながらでも働きやすいですし、育児休職中に他の仕事をしているママ友と話していても、うち以上に制度が整っている会社はあまり無いのかなって思いました。
実際に年休や出産・育児に関する制度を使用する際に、何かハードルはありましたか?
順調に年休の取得ができていないと、上司からも計画的に休むように言ってもらえるくらい、休みが取りやすい会社です。
私の場合、息子がすでに中学生なので、
特別休暇(出産)
育児休職
を取得したのは随分前のことになります。
これまで休みの取りづらさを感じたことはありません。
復職後についても、最近は
フレックスタイム勤務
制度等が充実してきているので、時間のやりくりがしやすくなってきていると思います。
最近引っ越しで5日間の
ライフプラン休暇
を取得しました。手続きや引っ越しを計画的に終わらせることができました。
事前にわかっている長期のお休みには、年休を使わずにライフプラン休暇を使えるのは、とても良いですね。
仕事をしていて男女の差を意識することはありますか?
私が3年前に配属された無線NW事業部は男性社員が多く女性は少数でした。
だけど、先輩の男性社員は馴染みやすいように面倒臭いくらい気を使ってくれました。
最近はそんな気遣いも無く、逆にいじられたりしていますが(笑)
でもそれはそれで、働きやすい環境だなって感じています。
ソリューションサービス事業部は他の事業部より女性が多いイメージがありますけど、皆さんの事業部はどうですか?
確かにソリューションサービス事業部は、他事業部に比べたら女性が多いような気がしますね。
これまでも、異動などで上司が変わったタイミングの都度、「事前に分かっていれば残業でも出張でも調整できるので、気遣いは要りません」と私から上司に自分のワークスタイルを伝えてきました。
仕事においては男女の差はなく、個人の個性と能力を見極めて仕事を任されます。
誰もが伸び伸びと仕事ができる会社だと感じています。

仕事のやりがい

仕事で感じたやりがいや達成感をお聞きしたいのですがいかがでしょう?
ボランティア活動で行った被災地で、通信断により大切な人と連絡がとれない不安を実際に経験したことがきっかけにこの会社を受けることになりました。
入社後、パケットNW事業部に入っても初心を忘れず、通信事業者という立場で携われていることにやりがいを感じています。
今は結婚したばかりで、今後は出産というライフイベントも体験すると思うのですが、お母さんになってもちゃんと働くことができ、女性管理職の立ち位置に立てたらいいなと思っています。
女性社員が幅広い分野で活躍できるしキャリア形成を後押ししてくれる会社だと感じますので、今後も頑張っていきたいなと思っています。
私は、普段みんなが使っている通信を、私が作っていると言いたいために入社しました。
今は5G開発に携わっていて、ラグビーワールドカップに合わせて5Gの試験サービスを開始し、スタジアムで5Gを活用したサービスが実際に使われている。
それに自分が携わったと胸を張って言えることが楽しくて、そこにやりがい感じています。
小生意気で怒られることばっかりですけど、将来は、後輩に頼ってもらえるような、男性女性問わず慕われるような、そんな社員になりたいと思います。
私は仕事を通じて何らかの形で成長はしていきたいと思っています。
嫌なことでも嬉しいことでも仕事っていうものを通すことで、一定の規律の中でやっているので自分の中でもプレッシャーをかけて成長する機会をもらっています。
最近異動もあり、担当業務が変わったことで良い人間関係を構築し、新たな技術習得をすることで更に成長したいです。
私は発売前のドコモ端末の品質評価をしていて、「最後の砦」と言われる位置づけなので、無事に販売開始できた時に達成感を感じます。
今は時短で勤務しているのでどうしても時間の制限があるのですが、自分が貢献できるところを積極的に探して動くことにやりがいを感じます。
後輩の女性社員も毎年採用できているので、今後は子供を産んでも働けるっていうことを見せていけるといいのかなと思っています。
私はドコモグループ内の社内公募制度を使って、ドコモに出向し色々と経験をさせてもらえました。
元々所属していた事業部には突然抜けることで迷惑をかけてしまったのですが、持ち帰ってきた出向先での経験を今の業務の中で活かしていきたいと思っています。
自分のやりたいことに耳を傾けてくれて、チャレンジを後押ししてくれる会社だと思います。

仕事と家庭の両立はどのようにしているか

「仕事と家庭を両立しなければならない」などと完璧を目指すと大変なので、そういった意識はあまり持たないようにしています。
家庭の方は、食事は中食や外食で割り切ったり、中学生の子供は反抗期だから距離を取ってみよう(笑)って遠目で見守るようにしてみたり、適度に手を抜いています。
時短勤務
在宅勤務
を活用しています。
在宅勤務の時には早く子供をお迎えにいけるので、いつもはなかなか行けないちょっと遠くの公園に行って遊んだりしています。
在宅勤務は月8回まで使えるので週に1、2回くらい、使用回数上限まで使う月もあります。
子供の通院の時にも結構使いました。
発熱などの急な子供の体調不良の時には、年休も取りやすかったです。
男性社員でも子煩悩な方が多くて、育児に対して理解がある雰囲気があります。
子供を病院に連れて行くため、休む方も多いですね。
育児に協力的な男性社員が多いという社内の雰囲気はとてもありがたいです。
昔ですけど、息子を保育園に預けて出社し仕事を始めようとしたら、保育園から電話がかかってきて「熱があるので迎えに来てください」ということがありました。
突然の休みにも関わらず嫌味などまったくなく、上司は、仕事の方は大丈夫だからと快く送り出してくれました。休みの取りやすさもあると思うのですけど、いい会社だなって思いました。
仕事と育児との両立を考えた時に、もちろんお子さんを取るとは思うけど、それでもやっぱり仕事を頑張っていきたいという気持ちもあると思いますが、そのあたりの折り合いってどうしているのですか?
以前から心がけているのが、自分が急に休まなければならない状況になっても、大丈夫なようにしておこうということですね。
資料は必ず共有するように心がけています。
自分だけしか知らない情報や仕事がないようにすることを心がけています。
チームで仕事をしているので、育児などがなくても普段から情報共有をしていくことが大切だと思います。
急な休みに対応するために、いつも社内のスケジュール管理ツールに何をいつまでにやらないといけないのか書いています。
「これとこれが今日までなのでお願いします」って、すぐに共有できるようにしていますね。

就職活動中の学生に向けたメッセージ

私は就職活動の時に、化学科に所属していたので化学系に進まなきゃいけないという思いがあって、最初は化学系に絞って活動していたのですが、先輩に「絞り込まずに色々な業界を見た方がいいと思うと?」って言われました。
そこから自分のやりたかったことってなんだっけ?と色々書き出して、誰かの役に立ちたいとか、ボランティアの経験から通信業界を目指そうと考えて、この会社を受けました。
リクルーター活動の一環で学生と触れ合う際には、自分がやりたいことをちゃんと自分の中で落とし込んで見つけていくことが大切だって伝えています。
会社を決めたきっかけが、インターンシップでの体験です。
それまで大学では無線の知識は全くなかったのですが、インターンシップをきっかけに無線の面白さを知る機会があってこの会社を受けました。
インターンシップを経験しなかったら、この業界には目を向けてなかったと思います。
所属する学科と接点がない業界は本で調べるよりインターンシップにいくことで理解が進みます。
自分に今までなかった価値観や知らないことに関わる機会がいっぱいあるので色々挑戦してみてください。
私は、会社に対してハードルが高いというか就職することに不安を感じていました。
会社説明会の中で先輩社員同士がとても仲良くて居心地の良さが伝わってきたので、この会社ならやっていけると思えました。
やりたいことも大事だが、会社の雰囲気も大切にしてほしいと思います。
まず、後悔のないように頑張って欲しいなっていう思いがありますね。
自分が納得するまで頑張ったと思えれば、どんな結果でも受け入れられるのかなと思っています。
大学の時は情報系で、通信の研究をしていて、やっぱり通信事業者の一員になりたいって絞り込んで就職活動をしていました。
この会社だったら頑張れるっていう思いで絞って就職活動していたので、入社後に壁にぶつかっても、好きな仕事だから続けられたと思っています。
私の場合は、留学先のボストンのキャリアフォーラムでブースをまわっていて、当時はソフトウエアの会社で出展していたこの会社を知りました。
大学でソフトウェア・エンジニアリングを専攻していたこともあり、専攻を活かせそうと思って入社を決めました。
(実際の仕事は)どの事業部に配属されるかで、ずいぶん仕事は変わってくると思う。
部署によってやっていることは全然違うが、チャレンジする気持ちで前向きに取り組んでいけば、楽しんで仕事をすることができると思います。
うちの場合、ガチガチの無線である無線装置開発業務や膨大なユーザの通信制御を行うネットワーク開発やパケット系ノード開発もある。エンドユーザに近い開発だとアプリ開発やソリューション開発もある。
自分で新たなサービスを作りたいって人には法人向けソリューション開発の業務もあるし、あらゆるジャンルの技術が結集しているから得意な分野を伸ばせる職場が必ずあります。
専門技術を極めている方もいれば、社内公募などで自ら異動して、転職をしたかと思うくらい畑違いな環境で幅広い経験を積むこともできる。成長できるチャンスはありますね。

自分の時間の使い方

3年前からゴルフを始めました。きっかけは母親からの勧めで、今では実家に帰って母親と一緒にラウンドすることがとても楽しみになっています。今では社内ゴルフコンペにも参加しています。ゴルフは上司・同僚・ビジネスパートナーとの人間関係の幅を広げてくれるのがいいところです。
私は今、社会人博士号を取得するため、休日は大学に通っています。
その選択をする際にも、色々な方に相談に乗ってもらいました。
上司は「やればいいじゃん」って、とても前向きに後押しをしてくれて、定期的に「ちゃんと学校に行けているの?進んでいるの?」って声をかけてもらっています。
私の成長を第一に考えてサポートしてもらえる事を実感しました。
私は兼業届を提出して、英日と日英の映像翻訳者をしています。
兼業に関する申し出の際もネガティブな反応が返ってくることもなく、許可してもらえるのは良いなと思います。
木戸さん、非常に忙しくないですか?
お子さんもいるし、本業もすごくお忙しそうだし、しかも翻訳もやって…‼
1日の時間をどう使っていますか?
翻訳は平日の夜や休日に取り組んでいます。
本業である会社の仕事に影響を出さないことが自分に課している絶対条件です。
フリーランスでプロとしてやっているので、それなりに大変なこともあります。
続けている理由は映像コンテンツが好きなのとピタリとくる訳が思い浮かんだ時の満足感のためですかね。英語力や日本語力も鍛えられますしね。
ゲームしかしてない(笑)フィットネス系のゲームをずっとやってます。
福利厚生で提供されているメニューをつかって、スポーツジムを1回500円で利用することもあります。
夫と一緒にジムで体を動かしてリフレッシュしています。
他の福利厚生活用事例でいうと、泊りで人間ドックに行かせてもらいました。
有名なホテルでお泊りの人間ドックに…子供みたいにキャッキャしました(笑)
色々な制度で、社員の健康面のサポートもしてもらえて、本当にありがたいです!

女性が活躍する会社

第一線で活躍する女性社員の皆さんは、自分らしく輝いていますね。
当社は女性社員の活躍を後押ししています。 女性社員が働きやすい制度が整っていて、それを実際に使える環境があります。 是非、制度も活用しつつ自身の活躍の幅を広げていってほしいと思います。
また、就活中の皆さんには、ワークとライフのどちらも大切にして、いきいきと働くことのできる職場を選んでほしいと思います。

総務部 人事育成担当課長 青木 真由美
現 サービスインテグレーション事業部所属

profile
1996年入社。入社以来モバイルサービス・ソリューションの開発に従事。現在は採用・育成の業務に携わる。子どもは小学1年生の長男。

ドコモ・テクノロジ の育児と両立に関する制度

出産

妊娠中の通勤緩和措置
妊娠中の女性社員について、1日60分を限度とし、勤務のはじめまたは終わりに勤務を免除する制度(有給)
妊娠中、出産後の健康診査などにかかる措置
妊娠中または出産後1年以内に「保健指導」または「健康診査」を受診する場合、勤務を免除する制度(有給)
特別休暇(出産)
産前6週間(多胎妊娠の場合14週)、産後8週間の特別休暇制度(有給)

育児

育児時間
満1歳に達しない子を有する女性社員に対し、子を養育のための時間として、1日2回、それぞれ45分以内の育児時間が与えられる制度(有給)
ライフプラン休暇(育児)
高校3年生以下の子の養育などを目的に休暇を取得できる制度(有給)
育児休職
満3歳までの子の養育のために休職できる制度(無給)
育児のための短時間勤務
小学校3年生までの子を有する社員が短時間勤務を行える制度(4時間/5時間/6時間勤務の3パターン)
時間外勤務・深夜勤務の制限
小学校3年生までの子の養育のために時間外勤務などが制限される制度
育児により退職した社員の再採用
育児に専念するために退職した社員を、退職後一定期間以内に社員として再採用する制度

その他

在宅勤務
社員のワークライフバランスの向上や主体性・創造性の発揮および生産性向上の観点から、一時的に勤務事業所以外(自宅又はサテライトオフィス)を勤務場所とする制度
ライフプラン休暇
社員が自発的な計画に基づいて心身をリフレッシュすることによりライフを充実させるために休暇を取得できる制度(有給) (例:家族の介護、ボランティア活動等)