部門紹介

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携帯事業部

お客さまに選ばれ使い続けていただくため、 ユーザー視点を大切に、 スマートライフのパートナーとして 不可欠なモバイル端末を実現します。

携帯事業部では、スマートフォンを中心にIoT機器、XRデバイスなどさまざまなモバイル端末の開発・支援を行っています。モバイル端末はお客さまが実際に手にする存在であり、それだけに移動通信の可能性を最も実感することができるフィールドでもあります。

モバイル端末は電話やメールでヒトとヒトを繋ぐデバイスから、おサイフ、動画プレイヤー、コンシェルジュ等でヒトとサービスを繋ぐと共に、家電や自動車、スマートメーターといったモノとモノを繋ぐデバイスへと進化しています。このため通信の高速化、セキュリティの強化、多様なサービスへの対応も求められてきました。さらに、リアルとデジタルの空間を行き来することができるXRサービスも開始されるなど、その進化に終わりはありません。そのためのコントロールデバイスとして、今や日常生活で欠かせない存在となったモバイル端末はこれからも移動通信における重要な役割を担っていきます。

携帯事業部では、スマートライフの実現をめざすドコモのR&Dの一翼を担いながら、人々の暮らしと産業の発展を支える生活インフラとしての多様なモバイル端末の開発を通じて、移動通信の発展に貢献し続けます。

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無線NW事業部

無線ネットワークは「つながって当たり前」。
さらにその先にある快適なモバイル通信をめざし、 最新の通信技術で最高の通信品質を実現します。

無線NW事業部では、スマートフォンなどのモバイル端末を、電波を使ってネットワークに接続するために必要な無線アクセス装置の開発や、お客さま環境での電波品質測定、エリア検証や電波干渉に関するAI解析やビックデータ分析などを担当しています。

無線アクセス装置は、必要な通信量に見合った無線リソースの割り当て、通信品質を確保するためのモバイル端末と送受信する電波の強さの調整、お客さまが移動しても通信が継続するための最適な基地局への接続の切り替えといった、時々刻々と変化する電波環境に対応した制御を実現するための装置です。5GをはじめとしたICTの高度化とサービスの多様化によって増大する通信量に対応するため、モバイル通信システムの機能・性能も日々進化しています。無線NW事業部では、この進化を実現するため、様々な無線アクセス装置の通信性能を追究するための開発(設計・試験・解析・検証等)を行っています。日々変動する通信状況にリアルタイムに追従すべく、通信に必要なパラメータの最適化を通して通信品質の維持と向上に貢献しています。

また無線アクセス装置の開発以外にも、限られた電波資源を有効に活用するための周波数共用検討として、電波シミュレーションや電波品質測定などを実施しています。それらの成果を社外に提供することで国の電波行政にも貢献しています。培ったノウハウは、エリア品質に関するシミュレーションソフトウェアの開発や、ドコモの広大なネットワークから得られる膨大なデータの解析・分析に活かし、ドコモのさらなる通信品質向上に寄与しています。

さらに通信キャリアや企業が持つ多様なニーズに応えられる柔軟なネットワーク構築を可能とする、オープンな無線アクセスネットワーク「5G Open RANエコシステム(OREX)」の海外展開をめざし、仮想化基地局「vRAN」の開発・評価に加え、海外での実証実験も実施しています。

また、次世代の革新的なネットワーク構想である6G-IOWNに向けた無線技術開発支援も行っており、将来に向けた新たな業務領域・更なる業務内容拡大をめざしています。

無線ネットワークは「つながって当たり前」。最先端のモバイル技術のスペシャリスト集団として開発・検証から技術提案までサポートし、お客さまにとってより快適な通信環境と付加価値を提供すべく、私たちは挑戦し続けます。

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コアNW事業部

ドコモの音声通信を支える力。
通信キャリアの基盤となるネットワークの信頼性と多様性、柔軟性を支えています。

コアNW事業部では、ドコモの事業基盤を形成する音声ネットワークを支え、膨大なユーザーの通信制御を行うネットワークシステムの開発を行っています。

音声通話サービスであるVoLTE、オフィスリンクサービスなど、お客さまのコミュニケーションを豊かにするサービスのインフラソフトウェア開発を仕様検討・設計・試験・商用導入まで一手に担い、24時間365日安定的に通信サービスを提供する高品質なシステムの開発に努めています。私たちの強みは、ベンダフリーな立場から、世界中から最もコスト・パフォーマンスに優れた機器やソリューションを自由に選んで組み合わせることができる点、更に保守・運用部門との連携の中で、当初から運用を念頭においた開発が図れる点にあります。

また、 ITインフラ製品を駆使したネットワーク仮想化技術を活用することで、故障・被災時のお客さま影響の極小化や、日々増大・多様化するトラヒックに対して柔軟に対応可能なネットワークシステムの構築に大きく貢献しています。

イメージ画像:パケットNW事業部

パケットNW事業部

モバイルインターネットとスマートライフを実現する基盤を形成。
ドコモの高速・快適なデータ通信と、安心・安全で豊かなサービスを支えています。

パケットNW事業部では、ドコモのモバイルインターネットサービスを支えるパケット系ノード開発と、ドコモのスマートライフサービスを支えるマルチメディア系システム開発を行っています。これらの将来を見据えたシステム方式検討や新サービスの検討も行っています。

パケット系ノード開発では、5Gの導入やコンテンツのリッチ化によるデータ通信トラヒックの増大に呼応して、パケットネットワークの高速化や高信頼性を実現しています。また、ワールドワイドに人やモノが移動することに対応して国際ローミングを実現し、全世界でのストレスフリーなインターネットアクセス環境を実現し、更なる通信の高速・低遅延・大容量を実現する為、パケットネットワークの発展に寄与していきます。

マルチメディア系システム開発では、音声通信、パケット通信、SMSをインテグレーションしたキャリアならではの安心・安全ならびにお客さまの生活を豊かにするビジュアルボイスメール、通話録音サービス等の個人/法人向け付加価値サービスの開発・機能拡充・商用維持管理までのトータルコーディネートを行っています。また、ネットワーク仮想化技術や優れたパフォーマンスのITインフラ製品、各種メディア系製品を組み合わせたサービス基盤の開発やお客さまの生活をより良くするための新サービスの検討も行っています。

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NWマネジメント事業部

ドコモのビジネス・デジタルトランスフォーメーションを進めるオペレーションシステムやネットワークソリューションを提供します。

NWマネジメント事業部では、ドコモグループ事業のビジネス・デジタルトランスフォーメーションを進めるオペレーションシステム・ネットワークソリューションの開発に取り組んでいます。

オペレーションシステムの開発においては、ネットワークの保守・運用を目的としたオペレーションシステムの開発にとどまらず、ネットワークやシステムの高付加価値化を実現する役割を担っています。具体的には、きめ細やかな監視や試験などによって、ネットワークの安定性や品質を見守る基盤を構築するとともに、NWの建設・保守の自動化などを推進します。また、機能の高度化および仮想化技術の活用を図り、NWサービス状況の統合的な可視化にも積極的に取り組むことで、建設・保守・運用の効率化、生産性の向上を実現しています。

さらに、新たな取り組みとして、オープンな無線アクセスネットワークのグローバル事業化を目的とした「5G Open RANエコシステム(OREX)」において監視・制御を担うオペレーションシステムの開発も行っています。

ネットワークソリューションの開発においては、ドコモネットワーク部門と一体となり、サービスをお客さまへ安定的にお届けする確かな運用を支えるソリューションの開発と、ドコモグループ 事業の姿を大きく進化させるビジネス・デジタルトランスフォーメーションを実現するソリューションの開発を行っています。さらに、これらのソリューション開発を支えるプラットフォームを活用した様々なシステムのインテグレーションにも取り組んでいます。

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サービスインテグレーション事業部

高スキルエンジニア集団が魅力あるスマートライフビジネスや法人ビジネスの提供とさらなる高度化を実現します。

サービスインテグレーション事業部では、ドコモグループ収益拡大の柱である法人事業・スマートライフ事業を実現するインテグレーション業務と、新たなビジネスの創出に向けたAI・ビッグデータ・IoTを中心とするテクノロジーの高度化に取り組んでいます。

ドコモグループが多様なサービスを積極的に展開してお客さまに喜ばれ、選ばれ続けるためには、スピーディーにサービスを提供して、お客さまからのフィードバックを得てサービスをより魅力的なものにする必要があり、さらにXR、メタバースやweb3、大規模言語モデル(LLM)といった新しい領域でのビジネス開発も含めて事業拡大を進めていく必要もあります。

私たちは、これまでの各種サービスの開発・提供に携わった知見をベースに、ドコモの海外拠点とも連携して最新のクラウドコンピューティングやデータサイエンスに関わるスキルの習得を行うとともに、アジャイル開発を実践できるエンジニア集団としてドコモグループに事業貢献することをミッションとしています。また、提供中のサービスについては品質、セキュリティ、コスト等をトータルで最適化できるように関連部門と連携して日々改善に取り組んでいます。さらに、SDGsの達成に向けて環境・エネルギー関連を中心に技術課題の解決を進めています。

イメージ画像:知的財産部

知的財産部

知的財産のプロフェッショナル集団として、ドコモと共同でドコモグループの先進的な研究開発成果を保護・活用しています。

ドコモグループでは、新サービスや新たなネットワークシステムの研究開発等を活発に進めています。 それらの技術開発の成果は、お客さまへのサービス提供に活かされると同時に特許等の知的財産を生んでいます。

知的財産部では、これらの知的財産を迅速に確保し、かつ活用するための業務を担当しています。 具体的には、ドコモの知的財産部と連携し、特許・商標等の特許庁への出願申請業務、知的財産権を取り扱う契約の締結支援や履行管理、特許調査や出願動向の分析、輸出管理等の業務を受け持っています。

また、ドコモ・テクノロジ社内のスタッフ部門として、ドコモ・テクノロジの知的財産戦略の策定、知的財産に関する社内啓発活動、輸出管理等に関する業務も行っています。

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R&D情報サービス部

R&Dセンタのセキュアで高品質な情報インフラを提供。ドコモグループの最先端技術開発を支えます。

ドコモR&Dセンタには、研究開発を効率的に行うためのビジネス基盤となる情報通信ネットワークが不可欠です。R&D情報サービス部では、R&Dセンタ内全体のセキュアな情報通信ネットワークの構築と運用・保守を行い、研究者や開発者に信頼される通信環境を提供しています。

また、開発部署が実験システム構築を行う際には、セキュリティ保護に関するコンサルティングやその後のシステム構築・保守等を受託するなど研究開発に欠くことのできない開発環境構築の一端を担っています。

さらに、最新の技術開発成果を展示するため展示システムの構築や運用・保守も行っておりR&Dセンタにご来訪されたお客さまにドコモが実現しようとする移動体通信のビジョンをご案内するというR&Dセンタの広報的役割も担っています。